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過去に書いたりなかなホモ(ついったーにあげたものです)
サンキューホモ

拍手[2回]


+ + + + + + + + + +

僕達のそれは、背中向けで始まる。
僕が背中を向けて横になり後ろから里奈の腕がまわされる。その度に細いと思う。
何度も行われていることなのに毎回そう感じるのだから、里奈はやはり細い。
ぬるい手がそろそろと服の中に入ってきて、撫で上げるようにお腹を、胸を登る。
前はくすぐったかっただけなのに感覚って変わるものなんだと知った。
撫でられてるのは前なのに背筋をぞくぞくしたものが走る。
順調に上に来るかと思いきや時々おへそに戻ったり、予測不可能な動きがもどかしい。
もどかしい、と考えるということは僕はそこを触ってほしいと思ってるってこと。
自覚したら恥ずかしくなる。気づかれたくなくてじっとしていたいのに指がつつと撫でると体が反応する。
里奈は僕のことをよくわかっていてさんざんほしいところを触れないのに飽きてしまう前にちゃんとそこに到達する。
申し訳程度の胸の突起を指が掠めるとさっきまでと違う感覚。
僕達はもう、男子が好きなDVDよりもっと気持ちがいい触り方を知ってて、
あれが作りものだと身をもって体感する。
里奈の手は焦れったいくらいの弱い力で僕を摘まんだりひっかいたりして弄ぶ。
そうするうちに僕の欲はむくむくと頭をもたげてしまう。
里奈はそれを無視して身を寄せ、首に食らいつく。
ぬるい体温。ざらっとした舌。
後ろから首を伸ばして耳に噛みつかれると急に生々しさを感じて身をすくめる。
舌が耳に入ると他の音が殺されるから、ぎゅうと目を閉じていると世界は占領されてしまう。
上の刺激なのに背筋を伝って腰に、血に変わって欲に集中していく。熱い。
唾液の音、自分の息と声が世界の全て。
浮き足立つ体を里奈が抱えてる。
こうするうちにまた僕はもどかしくてたまらなくなる。
ぱんぱんに膨らんでると服が邪魔に思える。早く、脱がしてほしい。
里奈の右腕がおりてきて一度確認すると後ろからにらつく気配があって恥ずかしかった。
横向きのままズボンとパンツを一枚ずつ脱がされて仰向けにされた。
僕も里奈も視線がそこに集中するの、いつも恥ずかしくてなんともいえない気持ちになる。
細長い指が絡んで動く。柔らかい手が凹凸を受け止める。
それでも引っかかる場所から熱が生まれて硬さが増していく。
少しでも熱を逃がすためなのか僕の先からは液体が滲み出てきて、それが滑りをよくするから、
また堪えきれない感覚が生まれる。溜息にまじって声が漏れてしまう。
里奈は何も言わずにそこに顔を近づけてちろりと先を舐めた。
舌のざらざらは本来味を感じるためにあるのに、
こういうことのためにこんな風になっているのかと勘違いしてしまいそうになる。
舌で満遍なく舐め上げてから頬張られる。
手でされるよりずっと、直に体温を感じる不思議。
包まれる感覚に早く刺激がほしくなるけど言えるはずがなくて、欲を隠したくて顔を腕で覆った。
里奈の口が僕のを咥え込んでいる映像が耐え切れないということもあった。
目を閉じて、こらえようとする。
それを追い詰めるように、でも楽にしてくれない緩やかな動きが頭の中を混乱させる。
耐え難いくらいゆっくりなのに微かな強弱でただ待つことも許されない。
ダメだ、そんな風にされたら僕は、僕は。
悶えて動く腰や太ももも追い詰めるみたいに里奈は撫でる。
里奈の動きに全て支配されている。
されることの一つ一つに小さく声を漏らしていると、里奈は急に動きを止めて口を離した。
沈黙を不思議に思って腕の隙間から覗くと、僕の顔を見てる里奈と目が合う。
僕達は事の最中にお互いの顔を見ない。
暗黙のルールのようなものが僕達と一緒にベッドに横たわっている。
もしかしたら僕が知らないだけで里奈は見ていたのかもしれないけれど、少なくとも僕は里奈の顔を見られなかった。
見てはいけないような気がしていた。
恋愛ではなく欲の発散だけの行為であり、それ以上の意味を持たせてはいけないから。
はっきりと意識はしていなかったけど、きっとそういう後ろめたさがあったから見なかったのだと思う。
そうあるべきだったと気づいたのは里奈の黒目が僕を射抜いた時だ。遅かった。
いつもの穏やかな色はありながら、その奥の獰猛な気配。
怖いのか、違う感覚か、腰がぞくりと冷えるのに握られてるそこが熱を持つ。
里奈は相変わらず無言で、再びそこを咥え込む。だけどさっきとは違う。
焦っている?速度は変わらないようにしているけれど明らかに何かが違う。
動揺したままいつもより強く攻められて僕は何も考えられなくて。
顔を隠したのは気持ちを気づかれたくなかったから。
僕はあっけなく果てた。
僕の欲を受け止めた里奈に慌ててベッドサイドのティッシュを手渡す。
僕は自分の後処理をして、その間妙な沈黙が流れた。
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非公開
職業:
ヲタ
自己紹介:
白だったりクロだったり。310は名字から取ってます。
好きなものを好きなように、美しいものを美しく、美しいものを醜く、醜いものを醜く、醜いものを美しく。
平凡なことを切り取っていけたらいいな。

2011年4月くらいからスマにハマりだす。
2014年現在スマヲタ。スマ小説が多いです。
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